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家庭用放射線測定器エアカウンターS

「今回はエステー「家庭用放射線測定器エアカウンターS」を体験レポートしていきます。

東日本大震災以来、放射線と耳に聞く機会も増え、空気中の放射線量など気になってはいたけれど、何をしたらいいのかなあ?と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこでこちらのエアーカウンターの体験レポートを通して、使い方や実際どのくらいの線量が出るのかを試していきたいと思います。

今回は、

  • 家庭用放射線測定器のなかでも価格がお手頃
  • 家の周りや気になるところで簡易的に測定できる
  • 持ち運びが、簡単でどこでも手軽に測定できる
  • 子供でも分かりやすい操作性
というポイントから、このエアカウンターでの測定を行っていきます。

まず、箱を開けた中身はこちら!

箱の中には以下の物が入っていました。

  • 計測器本体(全長約16cm)
  • 動作確認用電池(単3電池1本)
  • 取扱説明書
  • 放射線の基礎知識について小冊子

小冊子には、放射線ってなんだろう?

という疑問や、計測した値がどの程度のものなのかなど、放射線に関する事が、分かりやすく記載されているので、測定前に読むとより理解が深まります。

写真では分かりにくいですが、
測定器裏側の丸ポチの中にセンサーが組み込まれているそうです。
また、ストラップを通す穴もついているので、便利です。

測定の一連の流れは、地上から1m離し、水平に構える

2.スイッチを入れる。

3.画面横のランプが点滅し、35秒からカウントダウンで測定開始。

4.35秒後から予測数値が表示され、ランプが消灯すると確定値が表示される。 (予測測定は最長約2分、以降は10秒毎に表示を更新します)

また、画面の横のボタンでは、SOUNDの「ON」「OFF」と測定し直す場合に使う「リセット」のボタンがあります。

このような測定方法で、下記の場所で1日3回、1週間継続して計測していきます。

計測場所
屋外:雨どいの下
屋内:給湯室

早速、測定していきましょう!

初めての計測。
屋外は、雨の後の水溜りやホコリなどが溜まりやすい雨どいの下での測定です。
どんな値が出るかどきどきしていましたが・・・

0.07マイクロシーベルト。
1回の計測で2分弱。
暑くなってきた最近では、屋外で立っているのは少し大変です。
形状はスティック状で、握りやすくなっています。
測定値が数値で出る点も目安としては分かりやすいです。 屋内では普段生活するスペースでの値が気になるので、給湯室で計測します。

こちらは、0.06マイクロシーベルト。

日本における自然放射線量は、外部被ばく量で、平均約0.7マイクロシーベルト/年です。
今回の屋内測定値では、0.06マイクロシーベルトを1年間浴び続けると仮定すると年間外部被ばく量は、約0.5ミリシーベルト/年になります。(文献参照)
今回の測定値0.06マイクロシーベルトを1年間浴び続けると仮定すると年間外部被ばく量は、約0.5ミリシーベルト/年になります。(文献参照)

以下、1日3回、屋外・屋外で5日間、計測してみました。

5日間の測定値の表

屋外

屋内

5日間計測をしてみました。
グラフを見ると、全体的の数値の大きな変動はありませんでしたが、天気によって数値も少し変化することがわかりました。
また、風の強さや風向きなどによっても測定値変動の可能性も考えられます。

付属小冊子の記載には、「放射線の発生は自然現象のため、本当の値(真値)を間違いなく測定することはできません。また、測定器の持つノイズや精度も測定値の誤差に大きく影響します」とあるので、測定の際は複数回測定し、平均を記録することが大切です。

今回使用したエアーカウンターは、『身の回りの空間の放射線量を簡易的に把握することができる』という目的でした。
形状や価格、手軽さという点で、初めて放射線の測定をする方には、おすすめの測定器です。


商品データ
■エステー 家庭用放射線測定器エアカウンターS ガイガーカウンター
使用電池:単3乾電池1本
本体サイズ:約170mm×直径22mm
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